福岡県の糸島よりこんにちは!
愛しの糸島loveな、本橋へいすけです。
移住の相談を受けるようになって、時間が経ってくると、うれしいことがあります。
それは移住を検討していた人からの、「移住しました!」報告。
直近1年で、どれくらいかないるかな〜と気になって数えてみたら、6組が移住になりました。(糸島3組、糸島以外の福岡県3組)
「愛しの糸島ブログ」のアクセス増加と、ゲストハウスいとよりとの連携によって、移住相談を受ける件数も増えてきてるので、今後も楽しみです。
この機会に、糸島移住の「今のリアル」まとめてみました。
移住希望者さんや、定住促進の取り組みをしている方の参考になれば幸いです。
目次
移住相談のリアル
移住する人の
- 年代
- 家族構成
- 悩み
- 相談件数
など、項目ごとにまとめてみました。
2月の移住相談は6組9人
2017年2月の移住相談は過去最高で、1ヶ月で6組の相談を受けました。
これは実際に、糸島に来られて直接お会いした数。
メール相談の件数は入れてません。
2月というより、相談が増えている要因は2つあると考えてます。
- ブログのアクセス数増加
- ゲストハウスいとよりと連携
1.ブログのアクセス増加について
このブログも前進のブログは移住当初から書いていましたが、移転、移転をしてきました。
今まで移住して来た方の多くも、いずれかのブログを1度は見たことある人も多いみたいです。
継続して読んでくださる方もいますが、移転をすると、web上の住所が変わるので、今までのアクセス数は0からのスタートになります。
今までは無料ブログ上の住所(ドメイン)で、住宅で言う賃貸物件でした。
昨年7月に独自ドメインという、住宅で言う持ち家物件に変更して、8月より再スタート。
コンテンツの質を意識して記事を書いていたため、web上の評価が上がり、アクセス数は右肩上がりで増えています。
全国雑誌にも2回取り上げられたのも、多少影響しているかと思います。
関連記事:移住雑誌「TURNS」に海辺の暮らしで載りました!全国で発売してます。
2.ゲストハウスいとよりと連携
ゲストハウスいとよりとの連携も大きいと思います。
移住希望者さんからすると3つの利点があります。
- 泊まるついでに交流できる
- 相談するハードルが下がる
- 移住者のぼくと地元が糸島のいとよりオーナーの2人から話を聞ける
1つずつ見ていきましょう。
1.泊まるついでに交流ができる
ゲストハウスは、ひと言で言うと素泊まりの宿。
ご飯は外で食べることもできるけど、いとよりでは希望した方には、みんなでご飯を作って食べる、シェアご飯も選べます。
宿泊者さん、オーナーや、地元の人と交流できるのが魅力です。
移住希望者さんにとっては、移住先の人と交流しながら生の情報が聞けるのはかなりいいみたい。
2.相談するハードルが下がる
移住希望者さんからすると、ブログやメルマガで読んでいたり、相談はお気軽に〜と書いてあっても、会ったことのない人へアポを取るには心理的なハードルが高いのが本音。
市役所にも相談したり、情報を見たりするけど、移住希望者さんとしては、移住した人の生の声が聞きたい!という思いもあります。
いとよりは、ぼくの家から徒歩30秒くらい。
ぼくのブログやメルマガでもいとより泊まった方は、シェアご飯しながら相談乗りますので、予約の際にお伝えくださいと書いています。
泊まるついでに、ご飯やお酒を飲みながらの相談は、ハードルが下がっているのは事実。
ぼくから見た視点だと
- ご飯を食べながらだと本音で語れる
- お互い会うための心のハードルが下がる
1.ご飯を食べながらだと本音で語れる
やはりおいしいご飯は食べながらだと、みんなリラックスして話せるというのが大きい。
お酒も入りますし。
基本的には、ぼくもいとよりオーナーのなるみさんも、みんなが聞きたいけど、聞きにくいお金の話もオープンに話をしています。
2.お互い会うためのハードルが下がる
移住希望者さんもそうですが、ぼくにとっても会うためのハードルが下がるんです。
みんなで楽しく、おいしい夜ご飯やお酒を飲みながらですし。
前は1日案内してたこともあったんですが、やっぱりそれはボランティアではちょっとしんどいですし、ごくたま〜にですが、失礼な人もいますから......
ご飯を食べながら、数時間というのがいいですね。
移住相談は平均月3組前後
先月(2017年2月)は多かったですが、平均するとだいたい月に3件前後。
最近は相談のリピーターさんもいたり、少しずつ人生を変えようと進んでいる姿を間近で見てぼく自身も良い刺激をもらっています。
今月はもう2件受けてるし、徐々に相談件数も増えてくるかもしれないですね。
いとよりと連携して移住希望者さん向けのショートステイプランも作りましたし。
関連記事:【糸島移住の体験】ショートステイプランがゲストハウスいとよりで始まります!!
相談件数はこのままだと、年間50件ペースくらいでしょうか。
移住相談はどこから来る人が多い?
圧倒的に、東京近辺の関東圏です。
その他、関西や北海道からもあります。
ぼくも東京に住んでいたから、糸島に移住したい気持ちはよくわかります。
移住相談者は今何をしている人?
9割が会社員の方です。
田舎暮らしや、地方移住の雑誌や、メディアだと、取り上げられる方はフリーランスやパソコン1台で仕事ができるような人ばかり。
移住したい人からすると、なかなか自分ごととして捉えられません。
ぼくがブログを書き始めた理由もここにあります。
都心部が近い糸島。
たとえ手に職がなくて、会社員のままでも、自然豊かな環境で暮らしていける。
情報発信をしたら、田舎暮らしをしたいけど、できないとあきらめている人の役に立てるかもしれないと......
ぼくが移住した時はそういうブログはなかったですから。
今も田舎暮らしのブログやメディアはたくさんあります。
ただ、ぼくのような「会社員のままでも田舎暮らし」という視点で書いてる人はほとんどいないと思います。
関連記事:移住メディアと現実との違いについて
移住相談者の温度感
大きく分けると、相談者の温度感は2つに分かれます。
- 地方移住を検討段階
- 糸島に移住するための具体的な行動段階
1.地方移住を検討段階
いつか、田舎暮らしをしたいなぁという段階。
まずは旅行も兼ねて、糸島を見てみようと来られます。
当然、他の候補地もあります。
高知、千葉、神奈川、長野などが多いでしょうか。
2.糸島に移住をするための具体的な行動段階
もう糸島に移住することを決めていて、あとは状況とタイミング次第という人たち。
仕事(職探し、現職の引き継ぎ含む)や住居が見つかれば、移住したいという人たち。
ぼくも相談内容に応じて、不動産屋さんや、人材派遣会社の方へお繋ぎしています。
移住相談の年代は?
20代後半から30代後半が多いです。
独身、夫婦2人、ファミリーとまんべんなく相談に来られます。
ぼくもそうでしたが、30歳の頃って人生についていろいろ考えますよね。
- このままの人生でいいのかな?
- 満員電車に揺られる生活がこの先もずっと続くのか?
- 子育てをするなら自然があるところでのびのびしたい
- 自分の食べるものは自分で作りたい
- 収入は減っても自分らしく、好きなことで生きいたい
- 海の近くで暮らしたい
そんなことを自分自身と向き合って考える年齢なのかもしれないですね。
なぜ糸島に移住?
移住検討者さんに、なぜ糸島なのか?
ということを毎回聞きます。
- 海がきれい
- 海も山もある
- 自然農が盛ん
- オシャレなところもある
- 車なしでもなんとかなる
- おもしろい人が多い
- 開放的な土地柄
など、いろいろありますが、1番は都心部へのアクセスです。
現在都心部で暮らしている人たちにとって、今の仕事環境と変わらないまま、自然の近くで暮らせるのが、魅力のよう。
ぼくは旅が好きでいろんなところに行きます。
自然がきれいな素敵な場所はたくさんあるけど、仕事や生活に困らないという点で、都心部が近い田舎暮らしは全国的に見てもほとんどないです。
移住希望者の悩み
移住相談での、1番の悩みは「仕事」。
2番目は「住まい」。
後々は独立を、と考えている人もいますが、まずは転職を、と考えている人が多いです。
仕事が決まらないことには、生活が成り立たないからですね。
仕事に関しては、福岡市内の人材派遣会社さんと連携して、職探しのお手伝いもできるよになりました。
博多・天神まで働きに出ないといけないと思っていましたが、糸島市内にも想いを持った企業さんもあることを最近知ったので、いつかは糸島市内のいろんな企業さんと連携できらたらいいなぁと思ったりしてます。
できれば糸島市内で完結した方が、移住者さんにとってもうれしいですし。
住まいは、今糸島市内に住んでいる人も含めて、タイミングと運もあったりするので難しいですが、ここももう少しワンストップで、いろいろお手伝いできるといいなぁ。
基本的に仕事と家さえあれば、あとはなんとなかなるなぁ〜、と言うのがリアルなところ。
あとは、腹をくくって「決めた」人は強いですねぇ.....
どんどん話が進んでいきます。
結局は、ここなのかなぁと。
移住相談まとめ
移住は、人生の大きな転機。
仕事、住まい、人間関係も変わります。
ぼくが発する「ひと言の重み」を常に忘れないようにと思っています。
移住希望者さんのことを考えると、ぼく1人でできることにも限界があります。
今後も、いとより以外も、徐々にいろんな人と連携しながら、力になれる範囲を増やしていこうと思います。
ただ急に何か連携を増やすとか、急ピッチで何かを始動させるつもりはありません。
昔のぼくだったらそうしていたと思うけど......
徐々にでいい、自然な流れでいい、無理をしない、良いことは必ず結果が少しずつ出てくる。
都会で生き急いでたぼくが、糸島に来て、いろんな人の背中を見て学んだこと。
そんなライフスタイルや、移住後の変化もひっくるめてこれからも発信をしていきますので、今後も愛しの糸島ライフをよろしくお願いします^^
長い文章を読んでいただきありがとうございました。
糸島移住については、こちらの記事にまとめてます。
関連記事:福岡県糸島市へ移住して3年、19の魅力と7つの注意点
移住を応援するゲストハウスいとよりはこちらの記事。