福岡県の糸島よりこんにちは!
糸島移住歴3年8ヶ月の、本橋へいすけです。
福岡県の糸島市でも、4月1日に正式に地域おこし協力隊募集が開始されました。
→糸島市初の地域おこし協力隊になった佐藤美奈子さんの移住までのストーリーはこちらの記事:
平成29年7月1日から平成30年3月31日の雇用期間。
活動記録や実績により最長3年間まで更新可能。
目次
地域おこし協力隊とは?
そもそも地域おこし協力隊ってなに?という人のために。
地域おこし協力隊(ちいきおこしきょうりょくたい)とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。
移住する人は最長3年、給料をもらいながら移住先で仕事を確保できます。
給料はおおむね月14万〜20万。
ちょっと少なく感じるかもしれませんが、住宅、車、光熱費、通信費などを補助してくれる地域も多いです。
実質の生活する上では不自由なく、自由に使えるお金、可処分所得は、都会で暮らしていたことよりも、場合によっては多くなるかもしれません。
隊員の8割は20代、30代で、男女比は6:4。
地域おこし協力隊のその後
地域おこし協力隊の任期満了後の主な進路は、
- 起業
- 就業
- 就農
割合で言うと、
- 起業する人2割
- 就業する人5割
- 就農する人2割
だそう。
地域おこし協力隊の定住率
総務省によると、地域おこし協力隊が終わった後に、任地に定住する人は5割。
1割は近隣の地域の定住。
地域おこし協力隊は自治体によっては、うまくいってるところもあれば、失敗や問題もたくさんあるというのが現状です。
糸島市では、初めての地域おこし協力隊の募集。
もちろん市の職員の方や、関係者さんの方も、いろんな地域の事例を知ったうえで、今回募集することになったと思いますので、成功するといいですね!!
隊員の方は、情報を発信することが求められます。
と言ってもふつうに発信するだけでは、身内やそのまわりの人くらいにしか見られないので、糸島をPRするうえで話題になるような発信方法や、糸島を知らない人に知ってもらうSEO対策も含めたwebの活用法などもしっかり行う必要があると思います。
facebook、instagram、twitterの各SNSで使っているユーザーや、好まれる投稿も変わりますので、媒体に合わせた発信方法も大切です^^
1度投稿したら単発バイトのように流れて過去の投稿は読まれないSNS。
書いた記事が不労所得のように、ずっと読まれる資産になるブログにも力を入れるといいと思います。
例えば、ぼくが書いた以下の2つの記事。
何ヶ月も前に書きましたが、この2つの記事だけで、月間1万回くらい読まれています。
コツさえつかんで質の高いコンテンツを書けば、アクセスを集められ糸島のPRにもつながりますね♪
糸島市の地域おこし協力隊の募集要項
募集する活動分野と人数は
- 『水産業活性化協力隊』が2人
- 『福吉地域づくり推進協力隊』が1人
合計3人の募集となります。
市のHPでは、募集ページと、それぞれの業務のページと別れて載っていたので、見やすいように1つにまとめてみました。
水産業活性化協力隊の業務内容
糸島市の水産業の振興を目的に、市や糸島漁業協同組合などの関係機関と連携しながら、水産物の消費拡大や糸島地域(漁村)の活性化につながる活動を行います。
隊員の具体的な業務は次のとおりです。
- 市内直売所の集客数や販売額の増加など、直売所の活性化につながるイベントなどの事業の企画や開催、支援を行います。
- 魚しょく普及活動に関するイベントなどの事業の企画や開催、支援を行います。
- 糸島市の水産業に関する魅力を発掘・収集し、SNSやWEBサイト、ブログなどを活用しながら、イメージアップにつながる情報を発信します。
- その他、糸島の水産業に関する課題や活性化に応じた支援活動を行います。
糸島市HPより
水産業活性化協力隊の応募条件
- 概ね20歳以上40歳以下の人(性別は問いません)
- 心身ともに健康で、市や糸島漁業協同組合などの関係機関と連携しながら、意欲と情熱を持って誠実に勤務できる人
- 三大都市圏をはじめとする都市(条件不利地域以外)から糸島市に住民票を異動できる人
注:総務省が示す、地域おこし協力隊の地域要件を満たす人。
詳しくは、総務省ホームページを参照(外部サイトにリンクします)
(資料)地域おこし協力隊員の地域要件について (外部サイトにリンクします)
特別交付税措置に係る地域要件確認表(平成26年12月3日現在) (外部サイトにリンクします)- パソコンを操作できる人(必要書類の作成やSNS・WEBサイト・ブログなどによる情報発信)
- 普通自動車運転免許を所持し、実際に運転ができる人
- 市の条例及び規則等を遵守し、職務命令等に従うことができる人
- 地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない人
- 活動終了後、起業・就業し、糸島市に定住する意思のある人
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員に該当しない人
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団又は暴力団員と密接な関係を有しない人
糸島市HPより
水産業活性化協力隊の勤務地
糸島市内(直売所、糸島漁業協同組合など)
水産活性化協力隊の勤務時間
- 原則、午前9時から午後5時15分まで(うち休憩1時間)になります。
- 原則、1週間につき週4日勤務(29時間以内)になります。
- 土日・祝日などの勤務となる場合があります。
糸島市HPより
水産活性化協力隊の賃金
月額166,600円(賞与、時間外手当、退職手当等はありません)
糸島市HPより
水産活性化協力隊の福利厚生
- 健康保険や厚生年金保険、雇用保険に加入していただきます。
注:社会保険料の自己負担分は、給与天引きとなります。- 雇用期間中に生活する住居は、糸島市内の物件を市が斡旋します。
- 居住地の家賃や光熱水費は、市が予算の範囲内でその一部を負担します。
- 活動に必要な備品等(活動車両、パソコン等)は貸与します。また活動に要する経費(通信費・燃料費等)は、市が予算の範囲内でその一部を負担します。
糸島市HPより
福吉地域づくり推進協力隊
福吉地域の農(漁)業と農(漁)村の振興を目的に、福吉地域づくり推進協議会や市、関係機関等と連携しながら、直売所「福ふくの里」を拠点とした地域の元気づくり(活性化)事業を行います。隊員の具体的な業務は次のとおりです。
- 「福ふくの里」の集客数や販売額の増加など、直売所の活性化につながるイベントなどの事業の企画や開催、支援を行います。
- 地域から「福ふくの里」への出荷の維持・拡大を推進するための集荷や出荷、6次産業化、就農などへの支援を行います。
- 福吉地域への来訪者増加のためのイベントなどの事業の企画や開催、支援を行います。また、地域住民が企画する民泊やグリーンツーリズムなどの事業を支援します。
- 福吉地域の自然や文化、食材など、地域の魅力を発掘・収集し、SNSやWEBサイト、ブログなどを活用しながら、地域のイメージアップにつながる情報を発信します。
- その他、福吉地域のビジョン実現や課題に応じた支援活動を行います。
注:福吉地域に居住すること。
糸島市HPより
福吉地域づくり推進協力隊の応募条件
- 概ね20歳以上40歳以下の人(性別は問いません)
- 心身ともに健康で、地域住民と協力しながら、意欲と情熱を持って誠実に勤務できる人
- 三大都市圏をはじめとする都市(条件不利地域以外)から糸島市に住民票を異動できる人
注:総務省が示す、地域おこし協力隊の地域要件を満たす人。
詳しくは、総務省ホームページを参照(外部サイトにリンクします)
(資料)地域おこし協力隊員の地域要件について (外部サイトにリンクします)
特別交付税措置に係る地域要件確認表(平成26年12月3日現在) (外部サイトにリンクします)- パソコンを操作できる人(必要書類の作成やSNS・WEBサイト・ブログなどによる情報発信)
- 地域の活性化に意欲があり、地域住民とのコミュニケーションを積極的に取りながら、地域が抱える課題を把握し、その解決に積極的に取り組むことができる人。
- ソーシャルビジネス(グリーンツーリズム等の観光振興や特産品開発分野)に関心がある人。
- 普通自動車運転免許を所持し、実際に運転ができる人
- 市の条例及び規則等を遵守し、職務命令等に従うことができる人
- 地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない人
- 活動終了後、起業・就業し、糸島市に定住する意思のある人
- 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員に該当しない人
- 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団又は暴力団員と密接な関係を有しない人
糸島市HPより
福吉地域づくり推進協力隊の勤務地
糸島市 福吉地区(事業所:「福ふくの里」内 糸島市二丈福井6333番地)
春には菜の花畑がきれいな「福ふくの里」
福吉地域づくり推進協力隊の賃金
月額166,600円(賞与、時間外手当、退職手当等はありません)
糸島市HPより
水産活性化協力隊と同条件。
福吉地域づくり推進協力隊の福利厚生等
- 健康保険や厚生年金保険、雇用保険に加入していただきます。 注:社会保険料の自己負担分は、給与天引きとなります。
- 雇用期間中に生活する住居は、糸島市内の物件を市が斡旋します。
- 居住地の家賃や光熱水費は、市が予算の範囲内でその一部を負担します。
- 活動に必要な備品等(活動車両、パソコン等)は貸与します。また活動に要する経費(通信費・燃料費等)は、市が予算の範囲内でその一部を負担します。
糸島市HPより
水産活性化協力隊と同条件。
住居、車、光熱費、通信費などの福利厚生のサポートがいたれりつくせり!!
糸島に住んでるぼくからすると、これだけサポートがあれば、かなり貯蓄の回せそう。
ただ活動後は自立していかないといけないので、その点も踏まえて、任期終了後の活動や事業費用のための貯蓄もある程度は必要そうですね。
とは言え、活動をしっかり行えば、糸島はいい人が多いので、人のご縁で任期終了後も、仕事や住まい含めてなんとかなると思います。
糸島市の福吉(ふくよし)ってどんなところ?
今回募集の地域、糸島市の福吉地域の紹介。
福吉は糸島の西部の二丈地区にあります。
海と田園風景、山が近い場所。
メディアでは、オシャレなイメージで取りあげられることが多い糸島。
二丈地区は、糸島のなかでは昔ながらの、のんびりした雰囲気が残る地域なので、移住にはおすすめな場所です。
福吉の海は二丈のなかでもきれいで、ぼくも夏に泳ぐのは近くの海より、福吉まで行くことも多いです。
夕日もきれいですよ〜。
電車も通っていますが、住むとなると正直車がないと不自由な地域だと思います。
今回の地域おこし協力隊は車が支給されるので安心ですね!!
地域おこし協力隊の1日の任務を終えた後は、福吉にあるまむしの湯で汗を流すのもいいですね〜。
まむしの湯の近くではホタルも出てきれいですよ〜。
飲食店で言うと、イタリアンのアッカプントエッフェ、そばのすみくら、古民家カフェ山ぼうし、喜八の海鮮丼など、お店の数は多くないけど、いいお店がいくつかあります。
日常使いで、ちゃんぽんやラーメン屋さんもあります。
詳細はこちらの記事をどうぞ
もちろん福吉にも、糸島の冬の代名詞、牡蠣小屋もありますよ〜。
糸島市の地域おこし協力隊のまとめ
いよいよ募集スタート!
応募期間は4月28日まで。
糸島市に移住をしたい人は、ぜひ応募してみてくださいね!
詳細は、糸島市HPをご確認ください。
→現在募集終了
全国の地域おこし協力隊の募集は専用のホームページがあるので興味がある方はとりあえず会員登録しておくといいですよ。
糸島移住を考えている方は、糸島移住者が教える糸島のリアルをどうぞ。
地域おこし協力隊以外の働き方を模索したい方はこちらの記事をどうぞ