波の音を聴くのが好き
波打ち際をさんぽするのも好き
朝には朝の
昼下がりには昼の
夕暮れ時には夕方の
違った表情に会える
同じ場所でも毎日違う顔
君の気分みたいに
砂浜を裸足で歩くのが好き
足のうらに感じるあの感覚が好き
少し歩いて振り返ると
足あとがしっかり残っている
この先の足あとは見えないけど
今まで歩いた足あとはしっかり残っている
歩いた足あとは今まで生きた証
足あとに無駄なんてひとつもなく
すべてが今につながっている足あと
大切な足あとも同じ足あとは踏めない
過去に戻ることができないように
この先の足あとが見えないから
今踏みしめているこの足の感覚を
素直に感じていたい
この先が見えないから
今踏みしめているこの足の感覚を
大切に生きていたい
君と手をつないで