福岡県の糸島よりこんにちは!
田舎暮らし歴3年半の、本橋へいすけです。
ぼくが東京というコンクリートジャングルから、福岡県の糸島市(陸続きの半島です)に移住して、世間的にはスローライフ、と言われるような生活を送っています。
実際に、
- スローライフをしてみてどうだったのか?
- スローライフをしたい人は、どうすればいいのか?
今日はスローライフのホントのところを、糸島からお届けします。
目次
- 1.スローライフとは?
- 2.スローライフがあなたにもたらすこと
- 3.田舎暮らしって本当にスローライフ?
- 4.都会でできるスローライフ
- 5.スローライフの本質
- 糸島に移住して感じるスローライフの先にあるもの
1.スローライフとは?
そもそもスローライフってなんだろう?
Wikipedeiaによると、
スローライフ(Slow Life)とは、生活様式に関する思想の一つである。
ファストフードに対して唱えられたスローフードから派生した考え方で、大量生産・高速型のライフスタイルに対して、ゆっくりした暮らしを提案するもの。
Slow livingに相当する和製英語である。
明確な定義はないが、地産地消や歩行型社会を目指す生活様式などを指すことが多い。
日本の高度成長期以前の生活はスローライフであったとも言える。
つまり、明確な定義はないけど、ただ単にゆったりと生きる、という意味だけではないということ。
体に入れる食べ物を、体にいい食べ物にしたり、
自分たちの暮らしを自分たちで作っていく過程で、
ゆったりとした暮らしに近づいたり、
忙しく追われる日々から、自然と離れていくということだ
と、ぼくは感じます。
2.スローライフがあなたにもたらすこと
もしあなたが、田舎でスローライフをしたら、どんな暮らしになって、毎日をどのように感じるでしょうか?
スローライフは、あなたに3つのことをもたらします。
- 都会から離れたスローライフでは、満員電車で押しつぶされることもないでしょう
- 自然に囲まれたスローライフは、あなたの疲れた体と心を癒すことでしょう
- 田舎の人情味あるスローライフは、あなたの固くなった心もゆるまるでしょう
スローライフをするって、
- あなた本来の輝きを取り戻す
- あなたがあなたらしく生きること
そういうことではないでしょうか?
3.田舎暮らしって本当にスローライフ?
では、田舎暮らしって本当にスローライフなんでしょうか?
ぼくは、田舎暮らしって、そんなにスローじゃないと思いますよ。
あっ、期待を裏切るようで、ごめんなさい。
農家さんは、それこそ年中忙しそう......
農家さん以外も、若い人から、ご年輩の方まで、仕事や、付き合いって、都会と変わらずあって、忙しいです。
でも、田舎暮らしでは、生活は忙しくても、イキイキとした表情の人が多いし、都会のように病んでる人は、圧倒的に少ないです。
というか、多少のぐちを聞くことはあるけど、病んでる人には会ったことはないなぁ......
まとめると田舎暮らしは、あなたが思っているほどスローな暮らしではないけど、あなたが思っている通りの充実した暮らしになるってこと。
4.都会でできるスローライフ
スローライフって、もともと、ファストフードの反対のスローフードから派生した考え方です。
大量生産や、すぐできるという高速化に伴って、失くしてしまったコトを、取り戻すこと。
だからスローライフは、田舎暮らしじゃなくても、都会でもできるんです。
例えば、お米を炊くのに、炊飯器を使わずに、土鍋で炊くのもスローライフだと思います。
ぼくも、土鍋自体は、東京にいる時から持ってたけど、実際に使い始めたのは、糸島に移住してから。
炊飯器より、手間はかかるけど、同じお米でも、びっくりするくらい、ごはんがおいしくなります。
他には朝、通勤の時に、いつもより5分だけ家を早く出てみる。
アスファルトに咲く花や木々を眺めたり、
朝の澄んだ空気を全身で感じたり、
きらきら輝く太陽の光を受け止めたり、
といった朝の過ごし方もスローライフの1つでしょう。
夜、寝る前に、自分と向き合ったり、瞑想する。
そんなささいなことを、体と心で受け止めるのも、都会でできるスローライフではないでしょうか?
5.スローライフの本質
糸島に移住して3年半が経ちました。
移住して、自然に囲まれた場所で暮らして、東京のいる頃に比べると、だいぶ生きるスピードがゆっくりになりました。
スローライフといっても、ただゆっくり暮らすことがいいのではなくて、ゆっくり暮らすこと、ゆったりとした時間を噛みしめることで、感じる心の変化、心の充足感こそが、スローライフの本質だと感じます。
糸島に移住して感じるスローライフの先にあるもの
スローライフは、ぼくにいろんなことを教えてくれました。
- 急がなくてもいいこと
- 成長、成果でさえ、ゆっくりでもいいこと
- 自然には毎日、小さな変化があること
- くもりの日や、雨の日も愛せるようになったこと
それらは、「幸福度」という言葉に置き換えると、間違いなく幸福度は高くなりました。
もちろんそれだけでも、幸せなんだけど、今の暮らしが、充実感に満ちあふれているのは、糸島で出会った人たちとの繋がりがあるから。
「幸福度」って、最後は人がもたらすものなのかなぁと、思うスローライフな日々です。
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