愛しの糸島ライフ

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an one お寺の中にある糸島の服屋さん

糸島のとある国道から1本中に折れると左手にお寺が見えます。

お寺の中に女性向けの麻の服を扱っている「an one」さんがあります。 

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ん?

なんでお寺の中に服やさんがあるの?

 

と、頭のなかは?だらけっ!

ということで、「an one」さんのオーナー・上杉知子さんに取材をしてきました!

 

目次

お寺の中の服屋「an one」の  誕生秘話

では「an one」さんがどうして生まれたのか?

なんでお寺の中にあるかインタビューの中から探ってみましょう^^

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 着たい服がなかったので 「an one」を立ち上げた

「an one」さんは天然素材でもの服のお店。

店舗とオンラインショップがあります。

 

へいすけ 「よろしくお願いします!早速ですがなんで麻の服屋さんをしようと思ったんですか?」

 

上杉さん 「もともと天然素材が好きだったのもあるんですが、結婚して子どもを持ったりすると、OLさんみたいに日々クリーニング出さないといけないお洋服より、日々子どもかかえて、汚れて〜みたいな感じだから、、、

 

へいすけ 「うんうん」

 

上杉さん 「ジャブジャブ洗えてお日様に干せるような素材のモノがいいなぁ〜と思って、天然素材で麻が好きだったので、どうせ自分でやるなら売れるモノより、自分がほんとに好きなモノを提案したいなぁと思って麻をやろうと思って、、、」

f:id:motohashiheisuke:20160718215232j:plain へいすけ 「そうだったんですねぇ〜。」

 

上杉さん 「出産が終わって着たい服がなかったので、自分で作ったんです。」

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「an one」はなぜお寺の中にあるのか?

へいすけ「そうなんですね、やはり1番気になるのは、、、なんでan oneさんはお寺の中にあるんですか?」 

 

上杉さん 「知り合ったときは主人はふつうのサラリーマンだったんです。付き合い始めてすぐに『ぼくはお坊さんになる!』と言って、関東のお寺に修行に行っちゃったんです、、、。」

 

へいすけ 「え〜〜!?。」

 

上杉さん 「そこから3年間は遠距離で〜。このお寺は、老夫婦が跡取りがいなくてやっていたのをご縁があって、私は勤めていたのでここからなら通えると、、、まさかお寺のお嫁さんになるとは思っていなかったです。」

 

へいすけ「実はうちのいとこの家もお寺で、けっこう忙しそうなんですが、そこらへんはどうですか?」

 

上杉さん 「ここは田舎なので、そんなに忙しくないですよ。禅宗は特に奥さんは表に出ないので、裏方といった感じで。お盆やお彼岸などの季節行事は忙しいけど、あとはわりと大丈夫です。」

 

へいすけ 「そうなんですね〜。」

 

上杉さん 「ただの物置小屋だったところを改装してお店になりました。」

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「an one」のこだわり

へいすけ 「an one さんのこだわっているところはどんなところですか?」

 

「an one」のこだわり1

上杉さん 「うちはほどんと麻100%。モノによって綿が入ったり、冬はウールリネンだったりするけど、麻にこだわっています。」

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「an one」のこだわり2

上杉さん 「製品は、工場から引き取ったらぜんぶ水通しをして、洗い仕上げをしてから、風合いを出してから販売しています。専用の昔ながらの二層式の洗濯機で。」

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 へいすけ 「そうなんですね!」

 

上杉さん 「工場さんで洗い場を持っていると洗いもやってくれるんです。過去のメーカー勤務の経験から、洗い仕上げの風合いは人それぞれ。どこまで伸ばして、どこまでシワ感を出すか、、、細かなニュアンスは人に任せると、ものすごく大変なので自分たちですると間違いないかなって、、、質感を維持するために全部洗っています。」

 

「an one」のこだわり3

上杉さん 「必ずスタッフが全部検品します。ふつうのメーカーさんは工場から上がってきたら、たくさんの中から1枚を検品します。うちはそこもすごくこだわっていて、同じ値段で、クォリティーの高いものをお届けしたいという想いがあるので、全部検品してるんです。」

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「an one」のこだわり4

 上杉さん 「トレンドに走っているわけではないけど、世界のコレクションとかを見て、ほどよく形や色を服に落とし込んでいます。」

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「an one」のこだわり5

上杉さん 「スタッフがオンラインショップのやり取りや、お店での接客の中からお客様の声を吸い上げてくれるので、製品作りに活かしています。」

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「an one」を買う年代層は?

上杉さん 「業界では、一番売れるのは自由にお金を使える20代の独身OLです。各メーカーそのゾーンにはたくさんの製品を作っています。」

 

へいすけ 「なるほどぉ〜。」

 

上杉さん 「うちは40代、50代が多いですが30代も多いです。あと意図してなかったのですが60代、70代で買ってくださる方も多いです。」

 

へいすけ 「ほ〜、幅広いですね!買われる方はどんなところを気に入って買ってくださるんですか?」

 

「an one」の魅力 

上杉さん 「着心地とサイズ感ですかね〜。若い人の服だと、ちょっと服を絞ってきつかったりする。わたしも出産した後に着たい服がなかったんです。麻が好きだったけど、かと言っても市販の服は天神に行っても着たいのがなくて、、、

 

へいすけ 「実用性とファッション性を兼ねそなえていると、お子さんがいるママさんはうれしいですねぇ〜。」

 

 上杉さん 「年齢とともに体重は変わらなくても体型は変化してきます。ゆったりしてるけど、スッキリ見えるように作ってるんです。シンプルな中にもオシャレ感を

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へいすけ 「なるほど、確かにぼくも年齢とともにお腹がぽっこりしてきます、、、」

 

上杉さん 「、、、失笑。あとはリピーターさんが多いですね。」

 

へいすけ 「イイと思わないとリピートしないですもんね!すばらしいです!!」

 

 

上杉さんから見る「麻」の魅力とは?

上杉さん 「風合いですね、、、ジャブジャブ洗えるところと。」

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 へいすけ 「ほぉー、ほぉー。」

 

上杉さん 「あとは表情ですね!肌触り、シワ感。麻もほんといっぱいあって!

同じ麻でも糸の太さ、編みの大きさ、折りの具合とか、、、作っても飽きないですね〜。」

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へいすけ 「 ぼくもギターを弾くので、その気持ちわかります。ギターも同じ品番でも、1本ずつ音がやっぱり違うんですね〜。そういうところは似ていますね〜。」

 

「an one」今後の展望 

上杉さん 「大きくはしたくないです。大きくするとこぼれていってしまうものもあるんで。できればこのくらいの大きさでやりながらがいいですね。広げるよりも、作る方に手間をかけたいかな〜。」 

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へいすけ「うん、その気持ちよくわかりますぅ〜。」

 

上杉さん「実はもう1個小屋があるんです。そっちも片付けてカフェスペースとかにして小屋がもう1個増えたら楽しいかな〜って。」

 

へいすけ「ワークショプとかやったら楽しそうですね!」

 

上杉さん「そうそう。今、毎月1回お寺の本堂でヨガをやっています。」

 

へいすけ「寺ヨガいいですねぇ〜。ぼくもヨガたまにやるんですよ〜」

 

上杉さん「そうなんですねっ、今度は寺ヨガのときに、座禅も一緒にやろうという企画もしてるんですよぉ〜。

 

へいすけ「それはおもしろいですね〜!う〜ん行きたいです!!」

 

上杉さん「直前にはブログにアップしますよ〜。」

 

 

「an one」の魅力をひと言で!

へいすけ「では最後にブログの読者さんにan oneの魅力についてひと言でお願いします!」

 

上杉さん「an one の魅力ね〜、、、着心地の日常着。日々生活のなかで寄りそうような服。というところですかね〜。」

 

へいすけ「ちなみに他にはないというところでは?」

 

上杉さん 「寺の中にある!笑」

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へいすけ 「間違いない!今日はありがとうございました。」

 

「ane one」アクセス

〒819-1303
住所 福岡県糸島市志摩野北1158


tel&fax 092-327-0818
mail info@an-one.com

 

福岡市内からだと、ここを右。

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ここも道なりに進みます!

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しばらく進むと左手に公民館が見えます。

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公民館を過ぎたら、ここを左

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看板を見えます〜^^

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「an one」営業日

毎週土曜日 12:00~16:00オープン

店舗は土曜限定なのでご注意を!

 

オンラインショップでも買えるよ〜^^

 

ane one さんのホームページはこちらから

an-one.com